仏教の教えを求め、唐へと旅立つ人々が日本の最後に立ち寄る地。
そして、唐から帰国した人々が最初に上陸する地でもあった五島列島。
今回は「八十八ヶ所巡り」についてご紹介します。
五島列島八十八カ所霊場巡り
弘法大使・空海は、遣唐使として804年に五島列島を経由して唐に向けて旅立ちました。
それから2年後、真言密教の秘法を学んだ空海が福江・大宝の浜に漂着し、ここから真言密教の布教が行われたと言われています。
五島には全88ヶ所のお寺・地蔵があります。
五島列島八十八ヶ所霊場巡りの場所はどこ?
五島の八十八ヶ所巡りを全てご紹介するのは難しいので、有名ヶ所をご紹介します。
第1番 明星院
五島の真言宗の本山であり、五島の寺として最古の歴史があります
▼明星院の詳細はこちら
【五島スポット】遣唐使空海が訪れた日本遺産の「明星院」
五島家代々の祈願寺。空海が唐から帰還した際に立ち寄り、籠もっていたと伝えられる寺「明星院」日本遺産にも登録されています。
第15番 延命院
唯一、福江島外の2次離島 黄島にある霊場 「延命院」
延命院は福江島からさらに船で行きます。
第88番 大宝寺
西の高野山と呼ばれており、五島八十八ヶ所巡りの最終場所になります。
▼大宝寺の詳細はこちら
【五島スポット】西の高野山 空海も訪れた「大宝寺」
玉之浦地区にある「大宝寺」をご紹介。
五島のお遍路についての周り方
全88ヶ所すべてを歩くのは距離的に厳しいため、
次のまわり方がおすすめです。
お寺を周るお遍路
時間に余裕がない方はお寺を周るお遍路がおすすめです。
歩きお遍路
お遍路日程を3回(3泊4日×3回)に分けて歩きます。
自転車お遍路
福江市内の札所なら効率よく回れます。
福江港ターミナル内観光協会にて自転車のレンタルあり
まとめ
お遍路についてもっと詳しく知りたい方はアクロス五島にお問合せください。
HPから八十八ヶ所ガイドブックもダウンロードできます。
すべて周るのは時間とお金も必要になるため、おすすめはメイン箇所のお寺を周るのが一番いいと思います。
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