五島に古くから行われてきた民俗行事「へトマト」
へトマトをご紹介します。
「へトマト」ってなに?
ヘトマトは五島市下崎山地区に古くから伝わる民俗行事で、子孫繁栄を祈願して着飾った新婚の女性二人が酒樽に乗り「羽根つき」を行います。
長さ3メートルの迫力ある「大草履」が登場し、若者が担いで山城神社へ奉納します。その途中、沿道の女性を捕えて大草履にのせ、何度も胴上げを行います。
大草履乗れるのは未婚の女性だけ。幸福と子宝に恵まれるという。
そして「ヘグラ」と呼ばれるススを顔中に塗りつけられたりと盛大です。
無病息災のご利益があるとされています。
国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
へトマトは代々受け継がれてきた民俗行事になります。
▼大草履で担がれる女性
「へトマト」はいつ行われるの?
日時:毎年1月中旬頃
時間:13時より
場所:五島市下崎山町(白浜神社)
ヘトマトは毎年1月の第3日曜日に行われます。
まとめ
1月の寒空の中、男性陣はふんどしになって祭りをおこなうのでとても寒そうですが、間近で見ると迫力があります。
私も1度へトマトの大草履に乗った経験があります。
勢いよく担ぐのでバランスをとるのに大変でした。
普段乗ることができない分貴重な体験でした。
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